LASTYEAR|今を青春に
青春は、過去に置いてこない。

高2の1月1日、朝。白い息が浮かぶほど冷えた空気の中、まだ誰もいない外に出て、一人で素振りを繰り返していた。年末年始も関係なく、ただ目の前の一瞬に夢中になっていた日々。
「この1年に、すべてをかける。」
あの頃は、そんな想いで毎日を過ごしていた。大人になり、ふと振り返る学生時代。
「あの頃は良かった。」 「あの頃は楽しかった。」
その気持ちは、きっと誰もが持っているもの。けれど、人生が100年と続く時代に、青春がほんの最初の20年だけで終わってしまうのは、少し寂しい。
LASTYEARの開発は、そんな想いから始まりました。大人になった今だからこそ、できることがある。
経験を重ねた今だからこそ、感じられる喜びや、夢中になれるものがある。もし、今年が人生最後の1年だとしたら。目の前の一日を、どんな想いで過ごすだろう。きっと、何気なく過ぎていく時間にも、今までとは違う意味が生まれるはずです。
青春とは、過去を懐かしむものではなく、今を本気で生きること。いつか振り返ったときではなく、今この瞬間に「今が最高だ」と言える人生を。LASTYEARには、いくつになっても、自分の人生に夢中であり続けてほしいという願いが込められています。
あの頃の青さと、大人の余韻。

目指したのは、どこか懐かしく、それでいて、今を生きる力強さを感じられる香り。あの冬の朝を思い浮かべたとき、最初に使いたいと思ったのが、アクアマリンの香りでした。澄み渡るような爽やかさと、どこか少年時代を思い出すような、少し無邪気な青さ。
けれど、LASTYEARで表現したかったのは、過去の青春だけではありません。大人になった今だからこその、深みや力強さ。そこにグリーンの青々としたみずみずしさと、シダーウッドの凛とした深みを重ねました。
そんな香りにたどり着いたとき、思い描いていた「大人の青春」が形になったように感じました。ふと香りをまとったとき、あの頃の情熱を思い出し、今の自分に問いかける。
「もし今年が最後の1年なら、今日をどう生きるだろう。」
LASTYEARは、過去の青春に戻るためではなく、これからの日々を、人生で一番輝く時間にしていくための香水です。