Buddyが誕生するまでの話

こんなページまで辿り着いていただきありがとうございます。
Buddy代表の三塚雄大です。

私たちは「死ぬとき、後悔しない人を増やしたい」 そんな想いで活動しています。

もしあなたが私たちの想いに少しでも共感してくださっていたら、
改めてBuddyが誕生した背景をご紹介させてください。

きっかけは、祖父の死でした。

大学4年生。

公務員への内定が決まり、ようやく一息ついた頃。
元気だった祖父が、突然亡くなりました。

ほんの数ヶ月前まで笑っていた人が、もういない。
そのとき、初めて「死」をリアルに感じました。

「自分も、いつ死ぬか分からない」
心の奥底で、そう実感したんです。

「だったら、やりたいことをやろう。」
そう思って、 子どもの頃に憧れていた“お笑い芸人”の夢を思い出しました。

友達に電話して、養成所の資料まで取り寄せて。


でも、結局一歩を踏み出せなかった。


「公務員を辞めて芸人なんて、バカにされる」 周りの目が怖かった。

挑戦できず、そのまま公務員になりました。

やりがいはある。だけど、何かが引っかかっていた。


配属されたのは、高齢者福祉の現場。

課題を抱える高齢者の支援をする仕事でした。

最初はそっけなくされても時間をかけて信頼関係を築き、

「あなたが来てくれて助かったよ」

と言われた日のことは、 今も鮮明に覚えています。

仕事に“やりがい”はありました。

だけど、それだけでは埋まらない感覚もあったんです。


古い体質、苦手な事務作業、
まるでロボットのように、毎日が過ぎていく。


「一度きりの人生。もっと、自分らしく挑戦したい」


その想いと、現実とのギャップに、
知らず知らずのうちに心と体が蝕まれていきました。

限界を超え、休職へ。


ある日、職場に向かう途中で、涙が止まらなくなりました。

職場に着いた瞬間、吐き気が襲ってきて、トイレに駆け込む。

何も出ないのに、ずっと吐き気が続いて、涙が止まらない。


その日を境に、休職することになりました。


だけど不思議と、心は前向きだったんです。

「ここまで落ちたなら、もう怖いものはない」

「やっと、自分の人生を生きられる」


3ヶ月の休職を経て、僕は公務員を退職しました。

お金はないけど、生きてる実感があった。


ゼロから始めたフリーランス生活。

最初の仕事は、100時間かけてつくった動画編集で2,000円。


時給20円です。笑


だけど、自分の力で稼いだお金は、 たまらなく嬉しかったことを今でも覚えています。

少しずつ仕事が増え、生活できるようになった頃、 ふと思ったんです。


「やっぱり、人のために仕事がしたい」

1日1日を本気で生きる人を増やしたい

人生は、80年。
いや、もっと短いかもしれない。

祖父の急死や自分が休職した経験があったからこそ、

「今この瞬間を、本気で生きられているか?」

その問いを胸に、事業を考えました。


そんなときに出会ったのが、“香り”でした。

香りには、感情を動かす力がある。


自分自身も、 お香でリラックスしたり、
香水で気合いを入れたりしていたことを思い出しました。

調べていくと、香りが感情と深く結びついていることを知ったんです。

「香りなら、毎日寄り添って、そっと後押しできるんじゃないか」

そう思ったとき、Buddyというブランドの構想が生まれました。

香りではなく、「きっかけ」を届けています。


Buddyは、単なる香りのブランドではありません。

「あなたの人生の相棒になる」ブランドです。

香りが人生に影響を与えるなんて、
大げさかもしれません。

でも、
たった0.1歩でも人生が進むきっかけになれたら。

あなたが「よし、今日も頑張ろう」と思えたのなら。


それだけで、香りの持つ力は充分すぎるほど大きい。

大切なのは、「あなたがどう生きたいか」


仕事を頑張るのもいい。
家族を大切にするのもいい。
旅に出るのも、趣味に没頭するのもいい。

「誰かにどう見られるか」ではなく、
「自分がどうありたいか」で選べる人生に。

その一歩を踏み出すとき、
Buddyの香りがあなたの背中をそっと押せたら、
それ以上の喜びはありません。

あなたの挑戦に、香りの相棒を。
Buddy代表 三塚 雄大