Buddy's(Buddy購入者)の挑戦

32歳でW杯のピッチに立つ

「セレクションを受けた学校の合否封筒を開けた瞬間、涙が止まらなかった。落選していた。もうサッカーやめようって、本気で思ったんです。」
でも、今もサッカーを続けてる。

いや、今のほうがずっと、自分の足で、自分の意志で、夢に向かって歩けてると思う。
僕の夢は、32歳でW杯に出場して、日本代表として優勝に貢献すること。

「デカすぎるやろ」って笑われるかもしれへん。
でも、これが僕の目指してる場所やし、ちゃんと“現実にする”ために生きてる。
これは、そんな僕のこれまでと、今と、これからの話です。

小さな町の小さな少年団から

サッカーを始めたのは、小学3年生のとき。兄の影響でボールを蹴り始めて、大阪の島本町っていう小さな町の少年団に入りました。

別に強いチームじゃなくて、ほんまに“サッカーが好きな子たち”が集まってるようなとこで。ただ、めっちゃ楽しかった。
中学では、千里丘FCっていう町クラブに進んで、そこが関西の中でも上位のチーム。僕の代は、関西リーグで2位になりました。
ガンバとかヴィッセルとか、Jクラブのユースと戦うような場所にいさせてもらったけど、実はレギュラーじゃなかったんです。
AとBを行ったり来たり。
正直、悔しいことも多かった。
でも、「今できることをやろう」って決めて、がむしゃらに練習して、アピールして。少しずつ試合にも絡めるようになってきた。


このときの成功体験が、今でも自分の土台になってます。

初めての「落選」で、サッカーやめようと思った

高校は、県外の強豪校に行きたかった。知ってる人ばっかの場所じゃなくて、全然違う環境で勝負したいって強く思ってた。
自分でいろんな高校調べて、「ここしかない」と思ったのが滝川第二高校。
最終のセレクションに残った。
3年の11月まで合否がわからなかったから、他校の推薦は断った。
絶対に入ってやるという思いだった。
でも、セレクションに落ちた。
合否の封筒が家に届いて、それ見た瞬間に、涙がブワーッと出てきて。「もうサッカーええかな」って思った。
だけど、すぐ冷静になって考えた。
「プロになるって目標があるんやったら、どの高校行こうが関係ないやん。やるのは自分やろ」って。
そこから、父親が紹介してくれた龍谷大学付属平安高校に行くことに決めた。

3部リーグの高校で、自分が引っ張る立場へ

龍谷大学付属平安に入ったときはびっくりした。

正直、レベルがめっちゃ低かった。
3部リーグで、部の雰囲気も「楽しくサッカーやろう」って感じ。
でも、そこで僕は逆に燃えたんです。
「ここなら1年生から試合に出られる」
「自分がこのチーム変えてやる」

って。
実際、1年から試合に出て、3年でキャプテンになって。

チームを2部に昇格させることができたし、その次の代がベスト4までいって、今は一部リーグで戦えるチームになった。

大学では「サッカーが楽しくない」時期もあった

高校を卒業して、北陸大学に進学。1年目からトップチームに入れてもらって、「ここからだ」って思ってました。
でも、コロナでリーグがなくなって、チームの雰囲気も悪くなって、

なんか…サッカーがしんどくなった。


熱量の差、環境のストレス、自分が出られない悔しさ。

いろいろ積み重なって、「このまま4年間ここで過ごすのってどうなんやろ」って思うようになったんです。
そんなとき、大学のスタッフと話してて、「海外行きたいな」ってポロッと言ったら、

「俺、代理人やってるで」って(笑)
そこからの展開は早かった。

「マジで行けるやん」ってなって、3ヶ月のドイツ留学を決めました。

ドイツで見つけた、“本気で楽しめるサッカー”

ドイツに行って、自分が変わった。
自炊、節約、200ユーロ(約3万円)での生活。

言葉も文化もわからん。
でも、毎日が充実していました。
「これが、俺のやりたいサッカーや」
って思えたんです。

ドイツ4部のプロクラブで練習参加もさせてもらって、評価ももらって、「ドイツで挑戦したい」と確信しました。

帰国後、親にも相談して、大学を辞めてドイツでプロを目指すことを決めました。

ケガすらも「必要な経験」って思えた

ドイツで3年。
言葉や海外のプレーにも慣れてきた。
チームも6部から5部に昇格。

ここからだ!

というときに、膝の大きなケガをした。
手術をして半年間リハビリが必要になった。


でも、不思議と落ち込まなかった。
「この半年があったから、絶対もっと上に行ける」
心からそう思えた。
心が落ち込まなかったのは、目標があったから。

僕の目標。そして、伝えたいこと。

僕の目標は、2034年のW杯で、日本代表として優勝に貢献すること。
そのために、28歳までにブンデスリーガに行く。
そのために、今やれることを全部やる。
周りの人からは無理だと言われるかもしれないけど、自分は絶対できると信じている。
だからどんなことがあっても折れないで目標に向かい続けられる。

もしあなたが、

「自分のやりたいこと、まだ見つかっていない」
「周りばっかり気になって、自分がわからない」

そんなふうに感じているなら、
そんな時はまず、「できるかどうか」じゃなくて、「やりたいかどうか」を考えてみてほしいんです。

ちっちゃい頃に夢中になってたこと、今ちょっとでもワクワクすること。


そこから目標って見えてくると思う。
ちょっとでいい。小さな一歩でも、踏み出してみてほしい。
僕は、それを繰り返して今ここにいるから。

挑戦に、
    香りの相棒を。




なりたい自分になるために、
挑戦をどれだけ繰り返してきたか?

うまくいかない日も、前に進めた日も、
その一歩一歩が未来をつくる。

Buddyの香りは、
「次の一歩」を踏み出す勇気を与えてくれる相棒です。