Buddy's(Buddy購入者)の挑戦

他人軸から、自分軸へ

「子どもが1歳8ヶ月の今日、会社を辞めました。」

高橋拓哉です。34歳。既婚。1歳8ヶ月の娘がいます。
去年、家を買いました。住宅ローンもあります。
誰がどう見ても「安定が必要な時期」なのに、

2025年4月、僕は会社を辞めました。

正直、不安はめちゃくちゃありました。
それでも今は、清々しい気持ちで生活しています。
※執筆:2025年5月

なぜなら、「人生をかけてやりたいこと」が、ようやく明確になったからです。

それは、「50年後も自分らしく生き生きと健康的な社会の実現」をすること。
この考えに至った経緯をお話しします。

社会人1年目、救急車で運ばれた。

僕のキャリアの始まりは、いわゆる“コネ入社”でした。

就活に失敗して、何者でもなれなかった大学4年生。
そんな自分を拾ってくれたのが、ゼミの顧問の先生でした。

インバウンド領域の広告営業。
正直、モチベなんかゼロ。
生活のためだけに働く感覚。
それでも、毎日始発で出社し、終電ギリギリに帰宅。
土日も働きづめの毎日。
新人賞は獲れた。だけど、心も身体も限界だった。

7月のある日、営業先で倒れた。
サイレンの音と、点滴が5本繋がった自分の姿。

「このままだと、死ぬ」
そう感じて、退職を決意しました。

でも、頭に浮かんだのは──
“親にどう顔向けすればいいんだろう”という罪悪感でした。

両親を安心させたくて選んだ、「公務員」という道。

「安定してる」「潰れない」「世間体がいい」
それが公務員のイメージでした。

5ヶ月分の給料を叩いて予備校に通い、1年間、毎日14時間勉強。
そして、地元の市役所に合格しました。

これでやっと、両親に安心してもらえる。
「ちゃんとした人間になった」って、思ってもらえる。

…でも、なれたのは“ちゃんとしたふり”をする自分でした。

鬱、自己否定、そしてハネムーンでの出会い。

配属先はスポーツ推進課。
体育系大学出身の僕にはピッタリの職場だったはずでした。

けれど、直属の先輩からの人格否定。
日々のパワハラで、僕は鬱になりました。

カウンセリングと家族の支えでなんとか持ちこたえたけど、
自己肯定感は常に地を這っていた。

そんな時、人生の転機が訪れます。

結婚して、新婚旅行で行ったのは「地中海クルーズ」。
世界中から集まる老若男女が、生き生きと自分を楽しんでいた。
なかでも忘れられないのが、365日クルーズしている老夫婦。

「なんで、やりたいことやらないの?」
──その言葉が、帰国してもずっと頭に残っていました。

友人の死。そして、本当の決意。

帰国して2週間後。
友人が命を絶ったという連絡が入りました。

彼は、朝から晩まで家族のために働き、上司のパワハラで鬱を患っていたそうです。
そして、自宅マンションから飛び降りた。

僕と同じような境遇だった。
だからこそ、他人事じゃなかった。

通夜の日。
友人の遺影を前にした時、友人と話すような不思議な体験をした。

その中で強く残っている言葉が

「人生まじで一度きりだった。」
「もう俺は何もできない。後悔してる。」
「たっくんは本当はどうしたいの?」

わかっていた。それは、全部自分が求めていた言葉だった。

その日から、僕は変わりました。

自分の人生を、自分で選ぶと決めた。

・自分がどうしたいかに素直生きる
・考える前にまずはやってみる

これが僕の新しいマインドになりました。
そこから、朝活、コーチング、転職、フィジーク挑戦、複業……
人生を“自分の手で”変える挑戦が始まりました。
順調だったか?

全然違う。
転職では妻が家を出て、離婚寸前までいった。
妻の両親とは今でも和解していない。
でも、何度喧嘩しても、
自分の人生を諦める選択肢だけはしなかった。

そして僕は、会社を辞めた。

1歳8ヶ月の息子。
まだまだ手がかかる年齢。
マイホームのローンも残っている。

それでも、僕は今この瞬間に賭けてみようと思った。
2025年2月、「ヘルスライフ領域」の事業を立ち上げた。
ゴールはたったひとつ。

「50年後も自分らしく生き生きと健康的な社会の実現」

そのビジョンを実現するために、僕は今日、会社員を卒業しました。

最後に。

これを読んでくれたあなたに、どうしても伝えたい言葉があります。

  自分の人生は、自分で決めていい。
  人生はいつだって、あなた次第で変えられる。

あなたの人生の主役は、誰でもない──あなた自身です。

── 高橋拓哉

挑戦に、
    香りの相棒を。




なりたい自分になるために、
挑戦をどれだけ繰り返してきたか?

うまくいかない日も、前に進めた日も、
その一歩一歩が未来をつくる。

Buddyの香りは、
「次の一歩」を踏み出す勇気を与えてくれる相棒です。